筋肉との関係性も高いことで有名なホルモンだね。
そもそもテストステロンとは
テストステロンとは、主に男性に多く分泌される男性ホルモンの1つ。
男性の場合は睾丸(精巣)で大半のテストステロンが作られます。
女性も男性には及びませんが、卵巣や副腎などで作られます。
テストステロンは性欲を高めたり、ヒゲや体毛、筋肉や骨格の形成にも働くホルモンです。
思春期はこのテストステロンの働きとも言われています。
テストステロン値が高いとモテる理由
ずばり、モテます。
テストステロンは通称モテフェロモンとも呼ばれ、テストステロン値が低いと、それすなわち男性(オス)としての性的魅力がないことになります。
テストステロンは筋肉の形成だけではなく、目つきや顔つきまでキリッっと魅力的に変えると言われていて、チャレンジ精神や冒険心といった男性の内面的な性質(精神)にも関係性があるそうです。
また決断力や判断力も高めるのもテストステロンの特徴の一つです。
なので、いつまでも若々しい人や仕事がデキる人リーダーシップ力が高い人はテストステロン値が高い傾向にあります。
テストステロンは減少していく
テストステロンが最も分泌されるのは20歳代で、それ以降は年をとるにつれ徐々に減少していきます。
もちろん、テストステロンの減少には個人差があり、70歳代でも30~40歳代と変わらない量を分泌している人もいれば、40歳代で分泌が少なくなる人もいます。
テストステロンの分泌量に大きく影響を与えるのがストレスと言われていて、ストレスがかかると血圧や血糖値が上昇するとともに、脳から「ホルモンを出すな」という指令が出てしまい、結果テストステロンの分泌量が減少します。
また、現代人は社会生活におけるストレスも多いとされています。
通勤や仕事の悩みなどのストレスから加齢+ストレスでテストステロンの減少に拍車がかかる傾向にあるようです。
不規則な生活もテストステロン減少の原因となります。
過度な飲酒、喫煙、睡眠不足はテストステロンを減少させる要因になります。
テストステロン値を上げる5つの方法
筋トレをする
テストステロンを効果的に分泌させる王道ルートは筋トレです。
厳しい筋トレを全力でこなすことで、テストステロンの分泌を促します。
ただし、長くダラダラやってしますと逆にテストステロン値を下げてしまうので注意が必要です。
睡眠の質を高める
しっかりと睡眠時間を確保して、質の高い睡眠は男性ホルモンの分泌が増えて、結果として朝起きた時のテストステロン値が大幅に上がるとされています。
これは海外の実験においても証明されています。
22時から翌2時の間はホルモン分泌が豊富になるゴールデンタイム。
この時間に寝ているかどうかでテストステロン値に大きく影響します。
空気清浄機をつけたり、アロマや寝具にこだわったりして熟睡できる環境を整えると睡眠の質が高まります。
ストレッチをする
筋トレに似ていますが、ストレッチをすることで関節や筋肉が刺激されて、テストステロンが分泌されます。
ストレッチのベストタイミングは「夜寝る前」と「朝起きて1時間以内」が効果的と言われています。
ストレッチを行うことで、身体もやわらかくなり、肩こりや腰痛にも効果があるので一石二鳥とも言えますね。
アルコールを控える
アルコールを大量に摂取すると、身体敵にストレスを感じてしまい、結果テストステロン値が下がってしまいます。
ただし、適量のアルコールは逆にストレス発散となるので、テストステロン値が気になる人でアルコールを飲む人は「お酒をたしなみ軽く飲む」ことを意識するようにするといいですね。
筋トレとアルコールの関係についてはこちら↓
筋トレしない日はお酒を飲んでもいいの?筋肉とアルコールの関係性
女性を口説く
女性にアプローチをすることでもテストステロンの分泌は促進されます。
もっと言えば、自分のタイプの女性だったり、好きな人だったりすると更にドキドキや緊張状態になるので、テストステロンの分泌は増えます。
テストステロン値を上げる食べ物
必須アミノ酸を含んだ食べ物
・肉類(牛肉、豚肉、鶏肉など)
・魚類(赤身の魚)
・卵
・牛乳、ヨーグルト、チーズなどの乳製品
基本となるのは必須アミノ酸を含んだ食べ物。
必須アミノ酸とは、人間が自分の体内で作れないアミノ酸のこと。
身体づくりに必要な必須アミノ酸は、筋肉の疲労軽減などの役割も合わせもっている。
必須アミノ酸を摂取するためには、ズバリ、たんぱく質を多く含んだ食品が効果的。
抗酸化作用のある食べ物
・玉ねぎ、長ネギ
・ニンニク
・卵
・牡蠣などの貝類
・納豆、キムチなどの発酵食品
・牛、豚、鶏の内臓類
抗酸化作用のある食べ物も同じようにテストステロンの分泌を増やします。
また、ニンニクやネギ類は、ストレス軽減や疲労回復効果もあるので、おすすめです。